2021年6月の記事一覧
やがて海へと届く 綾瀬まる
本の紹介 一回目は 「やがて海へと届く」 綾瀬まる 著 です。
「君の膵臓を食べたい」という映画の中で主人公が読んでいた本です。
以前この本を手にとって読んだことがあるのですが、解説から紹介します。
「どれだけ、時が経っても、悲しみがなくなることはない。この小説には、悲しみとどう向き合うかのいくつかの答えを用意している。もちろん、その中に正解はないかもしれない。でも「考える」という時間を大切にしようというメッセージは、受けとってもらえるだろう。生きていても死んでしまっても、いつかはみんなどこかにたどり着く。自分もいつかそこに行く。そう信じると気持ちの底が温かくなる物語である。」
震災関係の本ですが、考えさせられました。